通すだけでプロの音なプリアンプ

目次

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  1. イントロダクション
    • API Vision Channel Stripの概要と目的
    • APIブランドの信頼性と人気
  2. API Vision Channel Stripの特徴
    • 5つの主要モジュールの説明
    • マイクプリ、フィルター、コンプレッサー、ゲート、イコライザーの機能
  3. おすすめのEQセクション
    • プロポーショナルEQとグラフィックEQの違い
    • 560 Graphic EQの利便性と効果
  4. API Vision Channel Stripの利用シーン
    • 各トラックでの利用方法(キック、シンセ、ベース、キーボード、ドラムなど)
    • マスターバスでの活用法
  5. まとめ
    • API Vision Channel Stripの価値と推奨理由
    • UAD Sparkでの利用可能性

API Vision Channel Strip | ミキシングに最適な万能ツール

プラグイン

今回は、ミキシングやマスタリングに最適な「API Vision Channel Strip」というチャンネルストリップについてご紹介します。

イントロダクション

APIというブランドを聞いてすぐに思い浮かぶのは、プロアーティストたちに愛されるその優れた音質です。API 1608コンソールはその代表例で、高価ながらも多くの音楽プロデューサーに愛用されています。

API Vision Channel Stripの特徴

API Vision Channel Stripは、APIの5つの主要モジュールを凝縮したミキシングツールです。

  • 212L – マイクプリ
  • 215L – フィルター
  • 235L – コンプレッサー
  • 225L – ゲート
  • 560L – イコライザー

これらのモジュールを駆使して、マイクプリで色付けし、フィルターで余分な成分をカットし、API独自のコンプとEQで音のキャラクターを形作ることができます。

おすすめのEQセクション

APIのEQは「プロポーショナルEQ」として有名ですが、私がおすすめしたいのは560 Graphic EQです。このEQは直感的に操作でき、指定された帯域をブーストまたはカットするだけで、簡単にサウンドを磨き上げることができます。

最近のEQプラグイン(例:Pro-Qなど)と比べて、選択肢が限られている分、迷わずに素早く音作りができるのが魅力です。

API Vision Channel Stripの利用シーン

API Vision Channel Stripは、キック、シンセ、ベース、キーボード、ドラムなど、様々なトラックに使用できます。特にグラフィックEQを使ってシンセやギターを積極的にイコライジングするのも効果的です。

最近では、マスターバスでの利用が増えています。使い方はシンプルで、API Vision Channel Stripをマスターに通すだけです。この方法により、音量の調整やサウンドの微調整が簡単に行えます。

まとめ

API Vision Channel Stripは、APIの魅力を詰め込んだ万能ツールであり、特に宅録ユーザーやマスタリングにこだわる人におすすめです。複数のアナログモデリングプラグインを重ねることで、より効果的なサウンドが得られます。

最近では、「UAD Spark」としてハードウェアなしで使用可能になり、さらに多くの人々にとって手軽に利用できるようになりました。全トラックにこのプラグインを挿すことで、楽曲全体にAPIらしさを加えることができ、自分のスタイルを際立たせることができます。

API Vision Channel Strip、ぜひ試してみてくだ

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